




セルフ脱毛の初期は、脱毛の効果を感じづらいもの。
その理由について解説していきます。
どのくらいで脱毛完了するかの予測方法もわかります!
すべての体毛は、
成長 → 退行(毛が抜ける)→ 休止(毛が生えない)
のサイクルを繰り返しています。
このサイクルのことを
そしてこの毛周期は、毛の生えている部位ごとに違うんです。
まずは毛周期の一覧をご覧ください。
部位 | 成長期の期間 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
頭 | 24〜72ヶ月 | 85% |
あごヒゲ | 12ヶ月 | 70% |
鼻下ヒゲ | 4ヶ月 | 65% |
ワキ | 4ヶ月 | 30% |
陰部 | 4ヶ月 | 30% |
上肢(腕ほか) | 3ヶ月 | 20% |
下肢(足) | 4ヶ月 | 20% |
注目すべきは右の成長期の毛の割合!
実は体の表面に出てきている毛って、全部じゃないんですよね。
たとえば足の場合、毛の製造所の8割はお休み中か、お休みに入る準備をしています。
つまり今足に生えている毛をすべて脱毛できたとしても、それは足の毛全体の20%に過ぎないのです。
残り80%の毛はまだ生えてくるマン!
しかも毛穴ごとに毛周期はバラバラ。
そのため、脱毛した直後にちょうど生え始める毛もあったりします。
これではせっかく脱毛したのに、
アレ?!
もう毛が生えてきた?!
と勘違いしてしまいますよね。
脱毛初期に全然効果を感じられないのは、これ(体表に出ている毛がすべてじゃない)が原因だったんですね。
脱毛した毛穴から再発毛したわけではなく、別の毛穴から発毛しているってこと。
なので脱毛開始1〜2ヶ月でまた毛が生えてきたからと言って、「効果がない」と判断するのは早いです。
で、この毛周期の表を活用して、ツルツル(全く毛が生えてこないではなく、長期間毛の処理が不要なレベル)になれるまでの期間を求めることができます。
成長期の期間 ÷ 成長期の毛の割合
たとえば足の場合だと、
部位 | 成長期の期間 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
下肢(足) | 4ヶ月 | 20% |
4ヶ月 ÷ 0.2(20%)で、「20ヶ月」
が脱毛完了の目安。
まぁ、こんな小難しい計算をしなくても、
4ヶ月で最大20%減る(足の場合)
と考えたらいいです。
これを指標にすれば、脱毛がうまく行っているかを確認できますね。
ただし、これらはあくまで机上の計算にすぎません。
実際のところは、
など様々な要因によって、脱毛の効果は変わってきます。
参考までに私のすね毛の実際のところは・・・
サボリながら1年半でこんな感じ!
こうして見るとビフォーは毛虫!
ご覧のとおり8割くらいは生えてないので、20ヶ月で足の脱毛完了というのはどうやら机上の空論ではなさそう。
サボり気味のセルフ脱毛でこの結果です。
これがもし医療レーザー脱毛なら、1回でさぞ大きな効果が出そうな気がしちゃいますが・・・
残念ながら強力な脱毛方法であっても、毛周期が変わるわけではありません。
脱毛の進捗は毛周期に依存します。
なので結論、
医療脱毛でもセルフ脱毛でも、脱毛完了までにかかる期間は基本同じ
になっちゃいます。
また、どちらも毛のメラニン色素に反応させる脱毛メカニズム。
つまり毛が生えている部分にしか脱毛効果がありません。
だから脱毛を1回やっただけでは、さも効果がなかったかのように、隠れていた毛がスグ生えてきます。
そう…
脱毛は今ある毛ではなく、今生えていない毛との闘い!
医療脱毛、サロン脱毛、セルフ脱毛の違いが気になる方はコチラもチェック!
ここまで述べてきた理論で、次はヒゲ脱毛(アゴ)について考えてみます。
部位 | 成長期の期間 | 成長期の毛の割合 |
---|---|---|
あごヒゲ | 12ヶ月 | 70% |
アゴヒゲの成長期の毛の割合は7割。
仮に今生えている毛を全部脱毛できたら7割脱毛完了ってことになるので、アゴヒゲ全体の毛は3割しか残りません。
ならばあごヒゲ脱毛は、1回で結構な成果が見込めるはず・・・?!
なのに結果はイマイチ。
1年半ケノンでセルフ脱毛してきて、ほかの部位は順調なのになぜかヒゲだけイマイチ。
ヒゲだけなぜ、理論と結果の乖離が起こるのか・・・?
経験から導き出される結論、それは・・・
ヒゲツエェェェ!!!
しかないと思います。冗談抜きで。
耐久力、回復力がバグってるんでしょうね・・・
ヒゲ脱毛のうまくいかなさについて、
などの理由が考えられますが・・・
おなじく毛穴が多く、毛根が深いとされる陰毛(VIO)でもそれなりに効果が出るのに、
ヒゲだけ効果が薄い理由がどうもしっくりこない・・・
え、じゃあ、ヒゲの成長期の割合(7割)がウソ?!
とか色々考えましたが・・・
えぇい、もうシンプルにヒゲはツエェェェということにしよう!(思考停止)
ヒゲツエェェェ!!!
ちょっと待って
セルフ脱毛だから威力が弱いだけじゃないの?
それ私も思って、医療脱毛(レーザー脱毛)について知恵袋を探索していたところ・・・
自分は25回やってますがまだ生えてきます。ひげは一生やらなきゃダメみたいですね。
永久ですが自分は12回いって、3年ほど行かなくなったら70%くらい復活してしまいました。根気よく行かないとダメかもしれませんね。
メンズのひげ脱毛(レーザー)に10回行っているのですが、あまり効果がありません。
2週間後にはきちんと抜けるのですが2ヶ月経つとまた同じ濃さのひげが生えてきます。
というような口コミを見つけてしまう。
どうやらヒゲツエェェェは、医療脱毛においても理論の外にいるもよう。
ヒゲTUEEE!!!
そのいっぽうで、ケノンでヒゲ脱毛できたという体験談も目に入ってくる。
つまり脱毛器の威力にかかわらず、ヒゲを脱毛できている人もいれば、うまく行っていない人もいるということか。
パワーが要因じゃないと仮定するならば・・・
攻撃回数が足りていない
と考えるしかありません。
ただしこれは仮説です。
仮説なので結局のところ、人体実験してみるしかない。
というわけで、これから半年間(2025年2月中旬〜実施中)
ヒゲ脱毛して仮説を検証します。
名付けて・・・
ヒゲはTUEEEけどサボらず攻撃したら討伐可能な件
なんのヒネリもない!
具体的には、今までの
基本1〜2週に1回やるけどまぁまぁサボる
から、
サボらず3〜4日に1回照射
でやってみます。
あとほかに気を付けることとして、毛が少し伸びていたほうが効果があると言われています。
さきほどと同じ図ですが、レーザー脱毛や光脱毛(ケノン)は、体表に出ている毛を導線として、発毛組織に熱を伝えるからですね。
今までひげ剃り直後にケノン照射することもわりとあったんですが、攻撃力が下がりそうなのでそれもやめます。
まるでゲームのボスキャラみたいな生命力のヒゲTUEEEですが、
ケノンを照射して数日間はヒゲが伸びるのが遅くなる
ので、ダメージが全く入ってないってことはないです。
ポツポツではあるけど10円ハゲのちっちゃい版みたいな、ヒゲTUEEEが生存していないエリアも現れてきました。
ということはやっぱり、
ケノン照射によるダメージ > ヒゲTUEEEの回復速度
になれば、いつかはヒゲTUEEEも討伐可能だと思うんですよね。
回数が多くなるとシンプルにメンドクサイし仕事が忙しい時期もあるでしょうけど、
ケノンなら1回のヒゲ脱毛は7分弱で終わるので半年間何とかやり切ります!
この時短さと手軽さ(1回10分程度)がセルフ脱毛の大きなメリット!
サボりなしヒゲ脱毛の結果は、25年8月中を目途に記事にしますが、SNSでも経過を報告しています。
【今日のケノン脱毛】
— ツルツルニキ@ヒゲ脱毛攻略中 (@tsurutsuruniki) February 18, 2025
部位:ヒゲ
所要時間:6分22秒
仕事が忙しくてもサクッとできるのがセルフ脱毛の最大のメリット!
ヒゲ伸びるの確実に遅くなってる
効果を最大化するためにこれから半年間
3〜4日に1回は打つことにします
半年後をお楽しみに✨
ヒゲTUEEE討伐をぜひ見届けてください!
まとめです。
途中からヒゲTUEEEを言いたいだけの人になってしまいましたが以上です。
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